「日本版サブプラムローン問題」の犠牲者をサポートするサービスは考えられないか?


日経BPにこんな記事が載っていました。

忍びよる“日本版サブプライムローン”の影 / SAFETY JAPAN [さくら事務所] / 日経BP社

件の「日本版サブプライムローン」については、木村剛さんのブログの以下のエントリーが非常に参考になります。

週刊!木村剛 powered by ココログ: [ゴーログ] 日本版サブプライムローン問題がいずれ火を噴く!
週刊!木村剛 powered by ココログ: [フィナンシャル ジャパン] 日本版サブプライムローンを懸念せよ!

要するに、現在の日本の住宅ローンは「変動金利の比重が大きい」「レバレッジが大きい」という大きな2つの問題を抱えているため、金利上昇によって住宅ローンの支払いが困難になり、最悪デフォルトしてしまう人が爆発的に増加するのではないか?と言われている訳です。

(特に10年ほど前にいわゆる「ゆとりローン」を利用した人は、今年から金利が2→4%に引き上げられるため、この「日本版サブプライムローン」の最初の犠牲者となる可能性が高いとのこと)

YouTubeで「日本版サブプライムローン」を検索したところ、こんな動画がありました。

私の周りにも、ここ数年で変動金利もしくは短期固定金利の住宅ローンを使って、現在の給料水準に不釣り合いな金額を借りてマンションを購入した人が多くいます。さらにその中の数名は、近々転職を考えていたり既に転職してしまった者もいて、ますます将来への不安を駆り立てられます。

最近では「フラット35」などの長期固定金利型の住宅ローンなども増えてきましたが、多くの人は初期のコスト負担を減らす目的などで変動型の住宅ローンを選んでいる場合が多いのではないかと。

そこで、もし『日本版サブプライムローン』が起こった場合、その犠牲者たる「ローンが支払えなくなり家を手放さなければならなくなった人」のためのサービスは考えられないか?ちょっと妄想してみました。


泣く泣く家を手放さなくてはならなくなった人が、まず始めに直面する問題とは何でしょう?それは「これから住む場所」なのではないかと。

仕事場への通勤や子供の学校のことなどを考えると、なるべく今まで住んでいた場所と近い場所に新しい住居を見つけたいところですし、出来るならご近所付き合いも含め慣れ親しんだ同じ家に住み続けたいと思うのではないでしょうか?

そこで見つけたのが、GIGAZINEさんのこんな記事。

全くの他人が競売にかけられた家を購入し、元の持ち主に返還される – GIGAZINE

こういった話を聞くと、人間もまだまだ捨てたものではないと感じさせられますね。

しかし、この例をそのままはやっていたのではボランティアになってしまいますので、少し発想を変えて購入した家を無償で元の持ち主に変換するのではなく、適切な賃料で優先的に貸すというのはどうでしょうか?

つまり、ローンの支払いが困難になった人から住宅を「任意売却」などで買い受け、そのまま元の持ち主に賃貸で住み続けてもらう、という仕組みです。

子供が成長して家を出て行ったり、ご主人が定年退職するといった「住み替え時期」になるまで、長期契約で優先的にその住宅を貸すことで、いままでと同じように住み続けることが出来る、というのは結構良いメリットになるのではないでしょうか?

貸す側としても購入して直ぐに借り手が確保出来、しかも長期的に安定して住み続けてくれるということで、入居者募集のための宣伝費や仲介手数料などが必要なくなるメリットがあります。

もちろんローンの支払いが困難になった人が、同じ場所を賃貸で借り続けることが出来るのか?という難しい問題が残っていますが、長期契約にすることで家賃を少し割引したり、更新料を0にしたりすることは可能ではないかと。経年変化による補修や設備の更新などは、物件価値の維持に関わるものは事業者側で行っても良いはずですしね。

新しい土地に引っ越して心機一転やり直したい、という人は別ですが、住み続けた家に愛着があり出来れば引っ越したくないという人にとっては、結構有り難いサービスなのかもと思ったりしました。

 

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