飲食店は「立地」が9割?


日経MJ最新号より。この不況のさなか、「日高屋」を運営するハイデイ日高の業績が好調というニュースを紹介。

消費者の節約志向が強まる中、ラーメン店「日高屋」を首都圏で展開するハイデイ日高の業績が好調だ。生ビール、ギョーザ、ラーメンを注文しても1000円以内で済む低価格が受け、既存店売上高は今年1月まで7カ月連続で前年実績を上回った。駅からすぐそこという好立地に、安くてそこそこの味を提供する「中華居酒屋」を出すというビジネスモデルを確立した。約30年の試行錯誤から得た経営の極意が「そこそこ」だ。

ハイデイ日高のビジネスモデルとして特徴的なものの一つが「立地」。通常、郊外のロードサイドや商業施設にも出店することが多い業態であるにもかかわらず、「日高屋」は、店舗の9割が『駅から出てすぐ見えるか、多少離れていても人通りが多い道路に面している』駅前の一等地であるとのこと。

低価格で豊富なサイドメニューや、ゆったりとした空間づくりにより、居酒屋として使う人も多いため、長時間営業が可能となり、高い家賃をものともしない収益を上げるという仕組み。

ハイデイ日高の物件取得スピードは、他社も目を見張るほどらしく、昨今の景気悪化により廃業する店舗が増えていく中で、他社に先んじて着実に出店をすすめているそうです。


飲食店において重要なものの一つが「立地」であるのはいうまでもありません。そして「好立地」というのは、あくまでも“業態に合った立地”という意味で、必ずしも駅前一等地がどの業種においても好立地であるとは限りません。

自社の顧客ニーズをしっかりと見極めている企業は、どういった立地が自社店舗において「好立地」であるのかがハッキリとしていますので、それだけ他社よりも早く希望の物件を見つけ出すことができるのでしょう。

同じ飲食店でも、郊外のロードサイドやショッピングセンター内と駅前一等地では顧客ニーズも異なりますし、同じショッピングセンター内でもフードコートとレストラン街でも違いが生じるものですからね。

これから飲食店を開業しようと考えている人は、自分が開きたいお店の顧客ニーズを明確にし、それに合った最高の「好立地」を見つけ出すまで、忍耐強く探し続ける気概を忘れないようにしてください。

 

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